会長挨拶

長野県看護連盟会長

 昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に分類されるようになりましたが、想定外の時期にインフルエンザが蔓延し、半年以上経過した現在も、医療・福祉の現場は対応に追われる状況です。医療・福祉の最前線で働く看護職の皆さんに敬意とともに心から感謝申し上げます。
 さて、2023年7月から、長野県看護連盟会長の任につき、看護連盟のスローガン「届けよう看護の声を!私たちの未来へ」を目指し、まずは施設訪問に注力してきました。
 7月下旬から12月初旬までに、医療機関43施設、訪問看護ステーション1施設、介護福祉施設4施設、看護教育機関16施設、行政機関4施設を訪問しました。
 どの施設でも共通していることは、人材・人員不足、業務過多・偏り、給与や諸手当が十分でない。新人育成の課題、看護学生の確保や学力低下への危惧、学生の貧困化等々。
多くの現場の声を聞かせていただきました。
 看護連盟では、いただいた「現場の声」を政策に反映できるよう整理をしてまいります。2024年は地域医療に携わる、訪問看護ステーションのみなさんと出会っていく予定です。
 最後に、石田参議院議員の政策秘書である五反分氏の講演から「看護連盟会員のメリット」の一つをお伝えします。
  「自分はタダ乗り(フリーライド)していない」という社会資源としてのプライド
*フリーライドとは、利益は受け取るが、そのための費用は支払わない。
 つまり、私たち看護連盟会員は看護職能団体のために、自ら費用(会費)を払い、活動または活動の支援をすることで社会に貢献しているのです。
 そして、困難な時こそ私たち看護職の代表が国政で活躍できるよう応援する。
 2024年もプライドを高く掲げ、ともに活動をしてまいりましょう。
 最後に、新年早々の天災・人災により亡くなられた方々へのご冥福と被害にあわれた皆様へ心からのお見舞いを申し上げます。
 時間のかかることかと存じますが、皆さんの心身とお住いの地域の復旧・復興をご祈念申し上げます。




長野県看護連盟

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